未だ続く内戦を考えると、アフリカの将来はマイナスイメージしか持たれないかもしれませんが、一方で2050年には総人口が20億人を超えるのではと言われ、欧州はじめ多くに国が熱い視線を送る資源豊富な地域への期待も高まるばかりです。

アフリカ開発銀行によれば、2000年と比較して60年後には一人当たりのGDPが約7倍、名目GDPでも約21倍に跳ね上がると言われています。前記の人口の急増と合わせると、これからのアフリカに注目が集まるのも当然と言えるのかもしれません。

なかでも、主となるのはやはり海底や地下に眠る石油やレアメタルで、近年の経済急成長は資源の価格高騰が支えていると言われています。という事は現状の経済成長は本来のものとは程遠いのではと思えてなりません。

今後着実な経済成長を図ろうとするのであれば、資源に過度に頼らない経済の多様化や近隣諸国との経済提携を進めていかないといつかは破綻してしまう、という危惧が付きまといます。

現在アフリカには、東南部アフリカ共同市場(COMESA)、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、南部アフリカ開発共同体(SADC) といった多くの経済共同体が存在していますが、まだまだ加盟国間の関税撤廃や共通通貨導入など課題は山積みというのが現実です。

早期に各国足並みをそろえた取り組みを目指して具体的な施策へつなげていかないと、なかなか本当の意味での経済発展には行きつかないのではと思えてなりません。

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